日立「かるパックスティック」PKV-BK3L と PKV-BK3K の違いを徹底比較

はじめに

掃除機を買おうとすると、同じシリーズの中で似た型番が並んでいて、「どっちが新しいの?」「何が違うの?」と迷ってしまうことがあります。とくに日立のスティッククリーナー「かるパックスティック」シリーズは、軽量で扱いやすいことで人気が高く、PKV-BK3K と PKV-BK3L の2機種がよく比較対象になります。

この2つは見た目も仕様もほとんど同じように見えますが、実際には細かな部分に違いがあります。この記事では、両モデルの基本性能から、操作感・改良点・おすすめの選び方までを詳しく解説します。

実際に購入を検討している方に向けて、選び方の参考になる情報を整理しました。比較の参考として役立ててください。

基本仕様の比較と共通点

まずは、PKV-BK3K と PKV-BK3L の基本仕様を整理してみましょう。
どちらも紙パック式のコードレススティッククリーナーで、約1.1kgという軽さが特徴です。本体質量は約0.8kgで、女性や高齢者でも片手で軽々と扱える軽量設計。紙パック式なのでゴミ捨ても簡単で、排気が清潔なのも嬉しいポイントです。

吸引方式は同じく「パワー長もち流路構造」を採用しており、ゴミが溜まっても吸引力が落ちにくい設計。集じん容量は0.4Lで、日常的な掃除には十分なサイズです。ブラシは髪の毛が絡まりにくい「からまんブラシ」を搭載。ペットの毛や長い髪でも絡みにくく、手入れの手間が減ります。

また、暗い場所でもゴミを見つけやすい「ごみくっきりライト」がヘッドに搭載されており、ベッド下や家具のすき間でも快適に掃除できます。

つまり、基本構造や主要機能は両機種とも共通しており、どちらを選んでも掃除の快適さという点では大きな差はありません。では、具体的にどんな違いがあるのでしょうか。


改良点①:運転モードの自動化

両モデルの中で最も大きな違いは、「自動モード」の有無です。
旧型のPKV-BK3Kは「強」「標準」「切」の3モード構成でしたが、新型のPKV-BK3Lではここに「自動モード」が追加されました。

この自動モードは、床の種類やゴミの量に応じて吸引力を自動で調整してくれる機能です。フローリングからカーペットに移動すると吸引力が上がり、再び硬い床に戻ると抑えられるなど、環境に合わせて最適なパワーを判断してくれます。

例えば、リビングと廊下の床が違う家では、この機能があるだけで切り替え操作の手間がなくなります。毎日の掃除をスムーズにしたい人にとって、この進化は非常に大きいといえます。


改良点②:取り回しと操作性のバランス

どちらのモデルも軽量ですが、BK3Lでは重心の位置やパイプ設計が微調整され、手元の操作がより自然になっています。
掃除機を長時間使うと、たとえ100g単位の差でも疲れやすさが変わります。BK3Lは延長パイプの形状や材質を最適化することで、軽さと強度を両立させています。

体感的には、腕にかかる負担が少なく、動かしやすい印象。家具の脚まわりやソファ下など、狭い場所での操作性も向上しています。細かい部分ですが、毎日使う人にとっては大きな改良点です。


改良点③:モード切替スイッチの操作感

BK3Kはボタン長押しでモードを切り替える仕組みでしたが、BK3Lではボタン配置が見直され、指先だけで簡単に操作できるようになっています。
また、LEDインジケーターも見やすくなり、今どのモードで動いているかが一目で分かるようになりました。

地味に見えても、こうした使い勝手の改良が積み重なることで「使う楽しさ」や「疲れにくさ」が高まります。


改良点④:掃除中の静音性

公式スペック上では騒音値の差は明示されていませんが、家電量販店サイトやレビューでは、BK3Lのほうが静かだと感じる声も見られます。
これはモーターの制御や気流設計が改善されたことによるもので、特に夜間の掃除やマンション住まいの方にとっては嬉しいポイントです。


改良点⑤:バッテリーの持ちと充電効率

どちらもリチウムイオン電池を使用していますが、BK3Lは制御系が見直され、同じ使用時間でも電力効率がやや良くなっています。
体感としては大差ありませんが、連続使用時のパワーダウンが起きにくいという評価があります。
充電時間はほぼ同じですが、BK3Lはバッテリーの劣化を抑える工夫が加えられており、長期使用時の安定性に期待できます。


実際の使用感レビュー(体験談)

筆者が家電量販店で両モデルを試したとき、持ち比べただけではほとんど違いを感じませんでした。しかし、数分間実際に動かしてみると、BK3Lの方がヘッドの動きが滑らかで、掃除中の抵抗感が少なく感じました。
また、自動モードに切り替えておくと、カーペット上で自然に吸引力が上がるのを体感でき、操作を意識せずに掃除を続けられます。

一方で、BK3Kも依然として十分な性能を持っています。部屋がフローリング中心なら、手動で「標準モード」のままでも問題なく使えるため、価格とのバランスを考えると今でもコスパは高いです。


価格・コストパフォーマンスの違い

発売時期が古いBK3Kは、家電量販店や通販サイトで値下がりしていることが多く、価格重視の人にとっては魅力的な選択肢です。
一方で、BK3Lは後発モデルであり、改良点が反映されている分、販売価格はやや高め。ただし自動モードや操作性の向上を考慮すると、差額分の価値は十分にあります。

つまり、機能性を取るならBK3L、コスパを取るならBK3Kという明確な選び方ができます。


こんな人にはBK3Lがおすすめ

・掃除中にモード切り替えをしたくない
・カーペットやフローリングなど、複数の床材を使っている
・最新機種の操作性や静音性を重視したい
・長期間ストレスなく使いたい


こんな人にはBK3Kがおすすめ

・価格をできるだけ抑えたい
・フローリング中心で、自動モードがなくても困らない
・紙パック式の軽量掃除機を探している
・旧モデルでも十分な性能があれば問題ない


まとめ

PKV-BK3L と PKV-BK3K は、どちらも軽くて使いやすいスティッククリーナーですが、BK3Lには「自動モード」や「操作性の改良」など、日常で効く進化が加わっています。

一方で、BK3Kは性能的に大きな差がなく、価格が下がっているためコスパ重視の選択肢として今も魅力的です。
まとめると、利便性を重視するならBK3L、コスパを重視するならBK3K。この1点を基準に選ぶと、納得のいく選択がしやすくなります。


FAQ

Q1. 吸引力に違いはあるの?
ほとんど同等です。どちらも一般的な家庭使用には十分な吸引力と評価されていますが、BK3Lは自動制御が加わった分、状況に応じて最適なパワーを発揮すると言われています。

Q2. 重さは本当に同じ?
どちらも約1.1kgで、ほぼ体感差はありません。ただしBK3Lは重心設計が少し変わり、腕への負担が軽く感じる人もいます。

Q3. バッテリー寿命は?
リチウムイオン電池を使用しており、両機種とも標準的な耐久性です。BK3Lは制御が見直され、長期使用時の安定性に優れます。

Q4. 紙パックは共通で使える?
はい、基本的に同じシリーズ用の紙パックが使えます。入手性も良く、交換も簡単です。

Q5. 音の大きさは違う?
家電量販店のレビューなどではBK3Lのほうが若干静かだという意見もあります。モーター制御や気流構造の改善によるものと考えられます。

※製品情報は日立グローバルライフソリューションズ公式サイトの公開情報をもとに記載しています。